デザイナーglicoが語るWAGANSE STORY 第2話 ~はじめての手づくり帽子~

こんにちは。WAGANSE帽子デザイナーのglicoです。
今日は はじめて帽子づくりをした頃のお話しをさせて頂きますね。

自らの足で探す・自らの手で作る時代

1970年代が若者を中心としたファッションやサブカルチャーが花開いた時代であることは、前回少しお話しました。
このような中、「an・an」(1970年創刊)や「non-no」(1971年創刊)など、日本の女性ファッション雑誌が創刊。

anan 創刊号

1970年代 anan

TVと共に、雑誌が情報源のひとつとしてクローズアップされる事になります。

とはいえ、現代のように黙っていても大量の情報やモノが目に入るほど世の中はまだ成熟していません。

ましてや、インターネットなどがある訳もなく・・・欲しいものは自らの足で「探す」もしくは、自らの手で「作る」時代でした。

私glicoも例外でなく、ある時“帽子を作れる教室があるらしい”という話を聞きつけ、早速お友達と行くことにしたのです。

帽子教室ではじめての手づくりを体験

70年代ファッションの中でも“フォークロア”が大好きだった私。

伝統的な民族衣装をアイデアに取り入れたデザインや、人の手のぬくもりが感じられるハンドメイド刺繍やアップリケ、どこか可愛らしくロマンティックな雰囲気が魅力でした。

当時のフォークロアルック

教室では、お花やレースの装飾を施したフェミニンなお帽子を一生懸命に完成させました。

その時は、初めて自分の手で好きな帽子が作れるという嬉しい気持ちで一杯でしたが、振り返れば随分と大雑把な作り方をしていたものだと苦笑してしまいます。

けれどこの体験を通して行き着いたのは、
「やはり帽子に携わる仕事がしたい!」という純粋な気持ち。

その想いは日に日に高まってゆきます。
おりしも高校生活も後半。
進路を決める時期が迫っていました。

その後どんな決断をしたのか・・・
次回はその辺りをお話ししたいと思います。

どうぞお楽しみに!

glico 17歳 流行のフォークロアのワンピース。これにお花のついたブレードのキャノチエを合わせていました。

glico18歳 はじめて作ったストローハット