デザイナーglicoが語るWAGANSE STORY 第1話 ~帽子との出会い~

こんにちは。
WAGANSE帽子デザイナーのglicoです。
本日より「デザイナーglicoが語るWAGANSE STORY」の連載がはじまります。
なぜ帽子デザイナーを目指したのか、その道のりをお話して参ります。
私事で恐縮ですが、みなさまどうぞお付き合い下さいませ。

きっかけは母と姉

―十代の頃よりファッションに目覚める。きっかけは母と姉―
1956年9月3日、私、glicoは名古屋に生まれました。

帽子に興味を持つきっかけになったのは、母と姉の影響が最も大きかったように思います。
なぜならば、母は子供の頃から沢山の帽子を被せてくれましたし、姉は「ELLE」や「VOGUE」といった海外のファッション雑誌を愛読、私も十代前半より一緒に写真を眺めるようになりました。

このような環境で育ったことから、1960年代から1970年代ファッションに対する憧れや興味、感性が自然と培われていった訳です。

ファッションデザイナー、イヴ・サンローランを知ったのもこの頃。
「サンローランというのね・・・」
そのエレガントで美しい写真にすっかり魅了された私。

今思えば、後々イヴ・サンローランの帽子に携わるようになるとは夢にも思わず・・・本当に人生とは何が起こるか分からないものですね。

(※写真はPinteresからお借りしました)

イヴ・サンローラン本人

イヴ・サンローラン ルック

イヴ・サンローラン ルック

70年代ファッションをリアルに体験

私が青春時代を過ごした70年代のファッションシーンは、イヴ・サンローランのようにエレガントなプレタポルテ(高級既製服)の分野が注目を集めていました。

しかし、その一方で、現代のストリートファッションにも通じる、若い世代の自由で常識に捉われないファッションやサブカルチャーが一大ムーブメントとして一気に広がりをみせた時代でもありました。その代表的なスタイルともいえるフォークロアやヒッピースタイルは世界的流行として人気を博していったのです。

フォークロアスタイル

フォークロアスタイル

70年代に台頭したこれらのスタイルは、現代のファッションシーンにおいても、脈々とエッセンスが受け継がれていますが、私にとってそれはまさにリアルな体験でした。このような時代を過ごす中、16歳の時に、帽子デザイナーへの道をさらに決定付ける体験をすることとなります。

次回はそのことについて触れたいと思います。どうぞお楽しみに!

glico 16歳 バギーパンツと厚底靴